と
投影法
被験者があいまいな状況に置かれその個人の見方からその人の性格を判断しようとするものである 汎用される質問紙法と比較して採点が難しく採点する側においても経験を要する しかし質問紙と比較して検査の意図が分かりにくいので被験者がテストに対して彎曲(バイアス)をかける事が難しいといった利点もある 投影法の種類には視覚刺激を用いるもの、言語を用いるもの、表現と運動、遊びと劇を用いるものがある 視覚刺激を用いるものとしてロールシャッハテスト、主題(絵画)統覚検査(TAT)、絵画欲求不満テスト(PFスタディ)などがある 言語刺激を用いるものとして連想検査、文章完成テスト(SCT)などがある、表現、運動を用いるものとして人物画テスト、HTPテスト、バウムテスト、フィンガー・ペインティング、モザイクテストなど遊びを用いたものにはプレイ・テスト、ドル・プレイ、サイコドラマがある
特徴検出理論
いわゆるボトムアップ処理であり 細部から全体像を創り上げていゆき 形を認識する
瞳孔散大
瞳孔は2つの筋肉によってその大きさを調節されており、瞳孔散大筋と瞳孔括約筋の2つである 交感神経が優位になると瞳孔散大筋が収縮し瞳孔は大きくなる、その反対で副交感神経優位で瞳孔括約筋が収縮し瞳孔が小さくなる
同調行動
人は他者からの影響を受ける自分以外の人の知覚や認知に反応してそれと同一の行動をとってしまう その同調行動に関してはAsch,1955の実験が有名であり物事の認知や知覚の際に他者の行動の影響を受け十分な根拠もないまま他者の認知、知覚に自分の認知や知覚が影響されて実際の事実、信念と異なった判断をしてしまう
特性論
人のパーソナリティーを把握する上でクレッチマーの類型論などがあるが、そういったいわば大まかな分類ではなく、各特性を測った上でそれらを統合して、パーソナリティーを把握する 現代のパーソナリティー特性の把握にはこの類型論が用いられるのが主流である
動機付け
動機付けは大きく分けて他者によってやらされる外発的動機付け、自分からやり始める内発的動機付けに分けられる 外発的動機付けは、その個人にやる気がないものをやらせる事になるので、学習理論にたてば、やってほしい事をその個人が行った場合、正の強化因子を与える(報酬など)そして、それをやらなかった場合、負の強化因子(罰など)を与える事によって、行動を強化、消去していく 内発的動機付けは、自分からその行動を行っていくものであるが、何かを知りたいという知的好奇心、自己有能感(他者より優れている等)、自己決定感(自分でやりたいときにできる)といった要因が働いている 外発的動機付けの欠点としてはその課題等をやり終えた後でその行動をやめてしまう、また、その結果によって報酬が与えられる事になるので、結果を重視し、成果主義的に陥る 内発的動機付けは課題が終了した後でも、それは内発的なものなので行動は続く