え
塩類下剤
腸管から吸収されないタイプの下剤 下剤は大きく分けて塩類下剤、大腸刺激性下剤、経口腸管洗浄剤などに分けられる 塩類下剤は基本的に腸管内にとどまり薬剤自身が水分を吸収し、体液中の水分を腸管内に移行させる 結果的に腸管内の水分を含む内容物の絶対量は増加する そのため大腸の蠕動運動にフィードがかかりその働きは促進され便通はよくなる また塩類下剤の中でも代表的な薬剤である酸化マグネシウムはアルカリ性であるため その容量によって下剤として用いられるほか 胃内のPhを上昇させる目的でも用いられる 胃のPh調節を目的とした場合の容量は成人の場合一般的に一日1グラム、用法は一日3回 下剤として用いられる場合は容量一日1.5グラム、用法は一日3回となっている