レム睡眠

睡眠時の状態は2つに分けられNon-REM睡眠とREM睡眠に分けられる REM睡眠はの時間的な特徴として90分から2時間のサイクルで訪れる事が挙げられるしかしこの時間の間隔は加齢と共に短くなることが知られており それが睡眠全体の時間に影響を与える 加齢と共に短くなったREM睡眠の時間は睡眠時間全体の睡眠時間を短縮させる そのため、高齢者などは睡眠時間が短くなる REM睡眠時は夢を見ている期間であり睡眠のレベルでは最も浅いレベルである またREM睡眠時は自律神経(交感、副交感神経)の嵐とも呼ばれており 交感神経、副交感神経が頻繁に切り替わる その為血圧、呼吸、脈拍、体温の変化(全て自律神経によって支配されている)が激しい その他睡眠に関してホルモン分泌の日内リズムの観点から述べると、成長ホルモンの分泌が0〜2,3時頃まで、コルチゾール、アドレナリンが5〜6頃が盛んである 体温は4〜5時頃がMAXで夜半過ぎはMINである 睡眠関しての薬剤はBZP系の薬剤が主であるが最近高齢者の入院中及び自宅においての中途覚醒時の転倒事故などのリスクを減らすため、非BZP系の薬剤ゾルピデム(マイスリー)も処方される事が多い


レボドパ製剤

(L-3,4-dihydroxyphenylalnine,L-dopa) パーキンソン病の治療薬として、用いられる パーキンソンの病態は、ドパミンの不足によって引き起こされるが、それを補う為に脳内への、ドパミンの補充が必要である しかし、末梢から(静脈注射や経口投与のによって)ドパミンを直接投与しても、血液脳関門において通過する事ができず、脳内に到達する事ができない その為、芳香族アミノ酸という形のドパミン前駆体で末梢から投与し、その後脳内においてドパミンへと変換される ちなみに、ドパミンの前駆体であるレボドパの形で投与しても、実際には大部分が、様々な酵素によって異なる物質に変換されるために、投与量は脳内でドパミンとして期待できる量の数倍の量が投与される 
















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