質問紙法

心理学領域でのアセスメントやインテーク面接そして心理学研究で使用されるテストのうちの一つである 質問紙法の他、投影法、作業検査法がある その他の2つのテストと比較して質問文が例えば疲れているなどはっきりしておりそれに対しはい、まあまあ、いいえなどの形式にて答える 投影法が採点に採点者の技術・経験を要するのに対して質問紙法は点数化するのも簡単で経験の少ない質問者でも容易に採点する事が出来る その他のメリットとしては質問紙を同時に配布し回収後採点ができるため同時に多人数に施行する事が出来る また質問数が短ければ短時間で行う事も出来るし、質問者と回答者の関係はあまりテストの回答内容に反映されないというメリットもある その反面質問の意図が回答者に読み取られやすく社会的望ましさなどの彎曲がかかり正しい回答が得られない事もある いずれにせよ心理学の研究領域で一番汎用されている質問形式である


シェルドン、W.H

クレッチマーと同じく体型と性格との関連を類型論によって規定した 肥満型の人を内胚葉型と分類し性格特性としては内臓緊張型であり特徴として食欲旺盛、寛容であり、緩慢、くつろぎ、自己満足、社交的であるとした 筋肉質な人を中胚葉型とし身体緊張型であり特徴として精力的、運動好き、冒険好き、大胆率直、積極的、競争、粗い動作であるとした 痩型の人を外胚葉型とし性格特性として頭脳緊張型であり特徴として過敏、心配性、固い動作、尚早反応、引込思案であるとした

色覚異常

ヤング・ヘルムホルツの言う3原色のうちコーン細胞の錐体が青、緑、赤の知覚を担っているがその感受性が弱い又は欠けている状態 2色型色覚は赤、緑いずれかの錐体が欠けている 異常3色型色覚は3つの錐体のうち赤、もしくは青の機能が弱い状態で色弱と呼ばれる 第3色覚異常は青を知覚する錐体の機能低下、錐体が1種類しか機能しない場合は全色盲となる

錘体の有無
名称 症状
× 第一色覚異常 緑〜赤の色の見分けに問題が生じることがある
× 第二色覚異常
× 第三色覚異常 正常色覚とほとんど変わらない
× × 全色盲 色は識別できないが視力は良好
× ×
× × 色が識別できず視力も低い


失運動視

コップの水が増えるのが解らない、話し手の口の動きが解らない、道路を横断できないなど、原因は目の前の映像の流れを一連の物として捉える事が出来ない つながって見えないからであると考えられる テレビのコマ送りのような状態と考えられる


自発性瞬目

明らかになっていない部分が多いが他の筋肉との関連か、認知活動との関連によって起こる瞬きではないかと考えられている


瞬目時間分布

次の刺激が近付くと瞬目抑制、刺激を取り込んでいる時も瞬目抑制、刺激後は一秒以内に瞬目集中のピークが ピークは視覚でも聴覚でも発生する
















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