クレッチマー.E

人の性格を類推・決定するのに類型論によって分類を行った 1921年に「体型と性格」という著書に表わされているように性格と体型との間に関連性を見出し体型別の性格特性、そして体型別にかかりやすい精神疾患について述べた 例えば人の体型を3つに分け、やや太っている人を肥満型、筋肉質な人を闘士型、痩せている人を細長型とし、それぞれの性格についてまたかかりやすい精神疾患について以下のように規定した @肥満型の人の性格特性を社会的、善良、親切、温か味がある、明朗、ユーモアがある、活発、激しやすい、その反面、寡黙、平静、気が重い、柔和な人であるとし、躁うつ病との間に関連があるとした A闘士型の人は性格特性として執着する、几帳面、重々しい、安定している、爆発的に激怒するとしてんかんと関連付けたB細長型の人は性格特性として非社交的、静か、控え目、変人、臆病、恥ずかしがり、敏感、神経質、従順、おひとよし、温和、無関心であるとし統合失調症と関連があるとした 体型と性格との関連について述べたのは他にシェルドンがいる 


クライエント中心療法

ロジャース(Rogers、C.R.,1902-1987によって創始された 「クライエントの自主的な成長力」に重点を置き、クライエントと治療者という関係をそれまでのカウンセリングより比較的対等に考えた その中でそれまでのクライエントの問題を解決する治療者がある一定の技法を提供するという考え方より、「非指示的」な態度でクライエントと接した ロジャースのカウンセリングの基本にあるのは、「共感」、「自己一致」、「無条件の肯定」である 「共感」はあたかもクライエントの問題を自分の事として考える事で(しかし完全最終的な線引きを引く)、「自己一致」は自分の中の矛盾が生じないという事であり、「無条件の肯定」はいかなるポジティブな事、ネガティブな事に関して肯定するといった事である  1950年代にその一定の理論を確立した 
















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