摂食障害 Eating Disorders
神経性大食症 Bulimia Nervosa
A .無茶喰いのエピソードの繰り返し 無茶喰いのエピソードは以下の2つによって特徴づけられる
(1) 他とはっきり区別されるような時間の間に(例:1日の何時でも2時間以内の間)、ほとんどの人が同じような時間に同じような環境で食べる量よりも明らかに多い食物を食べること
(2)そのエピソードの間は、食べることを制御できないという感覚(例:食べるのを止めることができない または何を またはどれほど多く食べているかを制御できないという感じ)
B 体重の増加を防ぐために不適切な代償行動を繰り返す 例えば自己誘発性嘔吐、:下痢、利尿薬、浣腸、またはその他の薬剤の誤った使用;絶食または過剰な運動
C 無茶喰いおよび不適切な代償行動はともに、平均して少なくとも3か月にわたって週2回起こっている
D 自己評価は 体型および体重の影響を過剰に受けている
E 障害は、神経性無食欲症のエピソード期間中にのみ起こるものではない
[病型]
排出型:現在の神経性大食症のエピソードの期間虫、患者は定期的に自己誘発性嘔吐をするまたは下痢、利尿剤、浣腸の誤った使用をする
非排出型:現在の神経性大食症のエピソードの期間中、患者は絶食または過剰な運動などの他の不適切な代償行動を行った事があるが 定期的に自己誘発性嘔吐、または下痢、利尿剤、または浣腸の誤った使用はしたことがない
【出典】
American Psychiatric Association:Diagnostic and statistical manual of mental disorders 4th edition,Text Revision,2000(高橋三郎、大野裕、染矢俊幸(訳):DSM-W-TR 精神疾患の分類と診断の手引、医学書院、2,002)