社会性の発達について


他者との相互作用の基で必要とされる言語、態度、価値観、動機、習慣を獲得し適応していく この過程を社会化socializationと呼び 発達課題にもこの要素が含まれていることから一生涯社会化は続くと考えられる 
以下に示す期間とその時期の特徴は社会化でもあり適応する事でもある また道徳性、性役割、社会性を身につけることに役立つことでもある

乳幼児期:親とのコミュニケーション、しつけを通して自己の性別の確認、道徳性の獲得を行う また自己統制も行うようになる

2〜3歳:第1次反抗期を迎え自分でいろいろな事が出来ると考える 積極性、主体性を獲得する

児童期:ギャングエイジの時期 集団を組んで遊び等を行う それぞれに役割が決まっており、またその集団内に決まり事のようなものも存在する事もある まるでその格好がギャングの様であるのではギャングエイジと名付けられた

青年期:前半においては思春期を迎え第2次性徴に伴い身体的に発達しその性に対しての社会的なふるまいを獲得していく 思春期には第2次反抗期を迎えるがその中で親からの圧力との葛藤を繰り返し乗り越えて自制心、自律心を確立していく 後半家族を客観的に見てそこからの保護を脱して精神的に自立していく



 



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