言語の発達について


子供の言語の基礎部分(文法の組み立てを除く)の獲とくは通常3歳頃までとされている 初めての発音は産声であり呼吸器の反射によるものである スタークは初語が出現するまでの段階を5つに分けている

@反射性の発音と自律神経性の発音(0〜8週)この時期にはげっぷ、くしゃみ、鳴き声など
Aクーイング(8〜12週)この段階で主に母音様の音が単発的に発せられるまたそれは快の感情と連携していたりする
B発生遊び(16〜30週)長く引っ張った母音様の音や子音様の音を発し始める 
C反復喃語(25〜50週)子音−母音からなる音声が立て続けに発せられるD非反復喃語(9〜18か月)母音、子音−母音、子音−母音−子音などの音節を組み合わせて一続きの音声を発するようになる これと並行して養育者の態度から他者の意図を理解したり、動作を理解していく 

チョムスキーの言語生成理論 先天的に言語を組み合わせる能力を持って生まれてくるものとした理論 人は「言語獲得装置」Language Acquisition Deviceと呼ばれる生得的な能力を持っていると主張した 






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